私のお薦め 朗読作品               

  

私が聴いた少ない作品の中から、特に好きなものを独断と偏見でご紹介!

日頃、ipod に入れて楽しんでいます。α波が出てくるのを感じ、心が

安らぎます。

 

◎お薦めの詩歌・文学朗読シリーズ

  代表的な作品を集めた全集で、美しい日本語に浸れます! 

 

朗読 日本詩歌全集  代表的な近代詩歌を、一流の読み手が朗読。1980年刊。

 

<朗読>心の本棚」シリーズあらゆるジャンルの美しい日本語を網羅。読み手も多彩。2003年から刊行。

 

近代文学の世界   近代文学の代表作品を、クラシカルに朗読。1986年刊。

 

古典文学の世界   古典作品のエッセンスを、淡々と朗読。1986年刊。

 

 The CD Club 古典講読コース  NHKの古典講読の中から、主要作品のハイライトを解説と一流の読み手で。

 

 

 

◎個別作品 心に沁みる朗読作品

音楽が、指揮者とオーケストラで表情が変わるように、朗読も、読み手次第で印象がガラッと変わります! 

 

 ○小さき者へ(有島武郎) 朗読:寺田農  新潮カセット・CDブック 

 ○奥の細道(松尾芭蕉)  朗読:幸田弘子 @NHKサービスセンター(古典講読) Aファミリー音楽産業(DVD)

 ○のざらし紀行、笈の小文(松尾芭蕉)  朗読:寺田農  心の本棚(キングレコード)

 ○戦艦大和の最期(吉田満) 朗読:竹内三郎  NHK

 ○にごりえ、たけくらべ(樋口一葉) 朗読:幸田弘子  新潮カセット・CDブック

 

 ○源氏物語(紫式部) 朗読:幸田弘子  新潮カセット・CDブック

 ○平家物語 朗読:長谷川勝彦 The CD Club(音源:NHK) 

 ○しだれ桜(瀬戸内寂聴) 朗読:平野啓子 新潮カセット・CDブック

  父の詫び状(向田邦子) 朗読:渡辺美佐子 同上

 ○自然の息 自然の音(若山牧水) 朗読:加賀美幸子  NHKサービスセンター

 

  斜陽(太宰治) 朗読:森下潤子 声の花束

○ 舞姫(森鴎外) 朗読:加藤道子 近代文学の世界(サン・エデュケーショナル

  舞姫(森鴎外) 朗読:高橋昌也 新潮カセット・CDブック

  トロッコ(芥川龍之介) 朗読: 宮崎 冨士子 早耳ネット

  暗夜行路(志賀直哉) 朗読:古屋和子 近代文学の世界(サン・エデュケーショナル

 

 ○富嶽百景(太宰治) 朗読:榊原忠美  アイ文庫

 ○宮沢賢治詩集  朗読:木村功  日本詩歌全集(キングレコード)

 ○中原中也詩集  朗読:渡辺美佐子   同上

 ○高村高太郎詩集 朗読:西沢利明    同上

 ○伊豆の踊り子  朗読:篠田三郎  新潮カセット・CDブック

 

 ○武蔵野(国木田独歩) 朗読:作間功 東京エーヴィーセンター

 ○自然と人生(徳富蘆花) 朗読:阪脩  東京エーヴィーセンター

 ○自然と人生(徳富蘆花) 朗読:竹内三郎  近代文学の世界(サン・エデュケーショナル

  おさん(太宰治) 朗読:長谷川京子 北広島朗読の会「ひびき」、声の花束

  おさん(太宰治) 朗読:佐藤節子 声の花束

 

  桜桃(太宰治) 朗読:佐藤節子 声の花束

  きりぎりす(太宰治)朗読:馬場精子 〜ことばの世界〜

  ヴィヨンの妻(太宰治) 朗読:桐越寿美子 北広島朗読の会「ひびき」、声の花束

  三四郎(夏目漱石) 朗読:秋岡紀子 声の花束

  坊ちゃん(夏目漱石) 朗読:風間杜夫  新潮カセット・CDブック

 

  恩讐の彼方に(菊池寛) 朗読:林隆三  新潮カセット・CDブック

  野菊の墓(伊藤左千夫) 朗読:渡辺篤史 新潮カセット・CDブック 

  我輩は猫である(夏目漱石)朗読:山口勝平 mora (音源:NHKサービスセンター)

  我輩は猫である(夏目漱石)朗読:渡辺知明 表現よみ作品集

○ 広島弁による「人間失格」 朗読:鈴木伸也  声に出して読みたい方言

○ 名古屋弁による「雪国」 朗読:天野鎮雄  声に出して読みたい方言

 

 ○覚えておきたい短歌150選  朗読:名越志保、八十川真由野、大滝寛  心の本棚(キングレコード)

 ○心にしみいる名俳句200選  朗読:小野洋子、山像かおり、原康義     同上

 ○愛誦したい日本の名詩 心の本棚(キングレコード)

 ○声に出して味わう日本の名俳句100選  朗読:檀ふみ  中経出版

○声に出して味わう日本の名短歌100選  朗読:檀ふみ  中経出版

 

 

 

 <コラム>

     幸田弘子さん、白坂道子さん、岸田今日子さんらのベテランの読み手の朗読はいずれも魅力的ですが、

年齢によっても声の質が異なりますし、同じ作品でも、CDによって読み方が相当変わっていたりして、

退屈しません。幸田弘子さんの樋口一葉の「たけくらべ」「にごりえ」は多数出されていますが、CD・カ

セットの種類によって印象がかなり異なります。「源氏物語」も新潮カセットブックと「心の本棚」シリ

ーズ(聴いて味わう日本の三大古典)とでは雰囲気が違います。

白坂道子さんの「伝えたい美しい日本の言葉」(心の本棚シリーズ)は円熟味を感じさせますが、20年

以上前に録音した「近代文学の世界」(サンエジュケーショナル)では、中年の魅力を醸し出しています。

岸田今日子さんの「美しい日本の詩」(岩波CDブックス)は15年以上前の録音ですが、かなり若々しい

印象です。

このように、同じ読み手でも、多彩な読み方をすることによって、あるいは年齢によって、また違った

趣きを醸し出してくれるのも、朗読鑑賞のおもしろさだと思っています。

 

 

                                             

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